平成30年度 第4回危機管理経営フォーラムを開催しました。

【セミナーレポート】

平成30年度 第4回危機管理経営フォーラム
2019年2月1日  於:明治記念館

◆ 突然訪れる危機!今の経営幹部、危機管理チームは、適切に対応できますか?
ちょっとした油断、認識不足や思い込み等が、思わぬコンプライアンス違反を招きます。企業活動はリスクといつも隣り合わせで、危機は突然訪れます。適切な対応をすることなく、誤った対応を取れば、企業は顧客や取引企業からの信頼を失い、更には企業価値の低下に繋がることになります。そして、その回復には大きな労力と時間が必要になります。

◆いつ起きるかもわからないのに、危機管理は無駄?
リスクは、企業の規模を問わずいつ顕著化するかわかりません。リスクを事前に見つけ出すコンプライアンス体質や、損害・損失を最小限にする危機管理体質を持つことが肝要で、そのためには危機管理を学ばなければなりません。
コンプライアンスの本質、リスクの具体的中身、危機への対処方法等、学ぶべきことは多岐多方面に亘るはずなのに、日々の業務に追われて学ぶ機会を失っていませんか?

◆”危機管理実務講座”は会員企業様優待の講座!
危機管理実務講座は、年間4回だけの開催。講座の参加を通じて、経営者、危機管理担当者、ビジネスリーダーの皆様に、実務に必要な知識やノウハウを提供しています。3回の講座から危機管理経営の要諦をつかみ、第4講座の1日研修は、実務的な実践力を身につけていただく講座です。また、危機管理経営の専門家たちへの今後の相談ルートを得る場にもなっています。

◆即応力を身に付ける好機が、ここにあります!
締めくくりの第4講座は、少人数制の全員参加型です。参加者をグループにわけ、グループごとに与えられた事例に対し
①「事実関係」を把握し
②「問題点」(「どこに問題があるのか」、「何に原因があるのか」)等を明確にし
③「対策(解決策)」(「どうすればよいか」、「何が必要か」等)を考えます。

グループのメンバーは異業種の組み合わせで構成され、多様な視点・考え方を出し合い、共有することができます。

◆専門家等が同席します!
第4講座では、各グループには、これまでの講座で講師を務めた専門家等のチューターが同席します。考察を深めるヒントや専門家ならではの見解を提供し、グループ学習を見守ります。
課題を検討しその解決方法をグループごとに発表し、その内容について、アドバイザーがそれぞれ専門分野の視点からコメント・補足説明をします。また、他のグループからの質問時間を設けており、全員が発表者・回答者となる形式をとっております。参加者全員がすべての課題を共有することで、その解決方法を学ぶことができます。

このように、危機管理実務講座では、“明日からの危機管理実務”に役立つ情報をお持ち帰りいただきます。

【危機管理経営アナリスト】金重 凱之
【総合アドバイザー】 黒澤 正和 株式会社国際危機管理機構 会長
【総合リーガルアドバイザー】竹内 俊文 麹町総合法律事務所 弁護士

左から  
坂田社長・竹内アドバイザー・黒澤アドバイザー・金重危機管理経営アナリスト


グループ発表の様子


検討会の様子

 

【各グループの事例】
4グループに分かれて課題を検討し、その解決方法を発表します。

Aグループ
『顧客情報等のSNS投稿が発端となる犯罪への防止対策』
 来店顧客の特定顧客情報を安易にSNSに投稿することで、悪質な犯罪に発展してしまうリスクと炎上に発展した際の危機管理広報のあり方を考える

Bグループ
『企業内におけるパワハラ事案への対応と防止策』

Cグループ
『企業の防災対策について』
 今後、高い確率で発生が予想される大規模地震に備え、人的・物的被害の軽減方策と、事業継続可能な企業の防災対策のあり方を考える

Dグループ
『クレーム事案における反社会的勢力への対応』

黒澤アドバイザーより(抜粋)

全員参加型の研修で、ひとつの事例としてのケーススタディです。事実関係でわからないことはご自分で条件設定をして、新しい未知の問題にぶつかったときにどう対応すればいいのか、その際の判断の基本、方式といったものを今日の研修から学び取っていただければ、更に大変意義あるものになるのではないかと思っております。皆さん方が問題意識をもって、「ここが問題だよね、これはこう考えるべき」と議論をするなかで、自分が経験したことのないような難問に対応する際の材料に、この議論は間違いなくなるのではないかと思います。それが、具体的事例における集団討議の一番の意義ではないかと思っています。