社長挨拶

株式会社国際危機管理機構は、創業20年を迎えました。

私は、警察庁、外務省、防衛庁(現防衛省)、内閣官房などの勤務で30数年間にわたって培った危機管理の実務経験とノウハウを広く企業・団体の皆様と共有し社会貢献しようとの思いから、退官後の準備期間を経て、20年前に㈱国際危機管理機構を設立しました。
設立直後から、警察OBをはじめとした危機管理のプロが次々とわが社に集い、お客様の困りごと相談や信用調査(主として反社会的勢力排除目的)のご相談などを受け、また大規模震災等災害対策や企業・団体の安全対策を構築し、危機管理経営セミナー・研修を行うなど様々な『安心・安全サービス』をお客様にご提供してまいりました。こうして20年間提供されたサービスの実績は膨大なもので、皆様からご評価をいただいております。

さて、『備えあれば憂いなし』ということわざがありますが、これは安全対策の結果論を述べたものだと考えます。その意味は、企業・団体の皆様の立場に立てば、様々な“備え”(準備)をしておけば、その結果として事業活動は“憂い”(心配)なく遂行されるということでしょう。
しかし、「その“備え”とは、具体的にどのような“備え”ですか」と問われると、皆様は、はたと迷ってしまわれるのではないでしょうか。
大切なことは、例えば「地震が発生する」、「トラブルに見舞われる」、「サイバー空間の脅威にさらされる」、「子供さんの安全が脅かされる」という具体的な“憂い”を持つことです。具体的な“憂い”を持てば、それに対する“備え”が必要なことがわかります。
今日の内外情勢を見渡すと、まさに事業活動は様々なリスク・危機と隣り合わせの状態です。そのとき、リスク感性・危機意識(つまり“憂い”)を持つことにより、そうしたリスク・危機を防ぐため、あるいは軽減・回避するためにどう対処したらよいのかという対策(つまり“備え”)が構築されるのです。
ここで強調したいことは、危機管理経営の1丁目1番地は、“憂い”=リスク感性・危機意識を持つことから始まるのです。『憂いあれば備えあり』です。
経営者やビジネスパーソンが“憂い”を忘れれば、“備え”は出てきません。
まさに、『憂いなければ備えなし』が危機管理の要諦の所以(ゆえん)たるところです。

なお、私は、この度6年ぶりに代表取締役社長に復帰いたしました。
株式会社国際危機管理機構は、新たな内外情勢のニーズを積極的に受け止め、サービス内容を一層多角化させ、今後ともお客様の“安心・安全”のために最大限のお手伝いをさせていただく所存です。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

2022年6月
株式会社 国際危機管理機構
代表取締役社長 金重 凱之